介護施設の給食

こんにちは。基元の広報担当です。

先月2月、東京ビックサイトのCareTEX Japan・Care Show　Japanに行ってきました。

介護施設の給食・介護食の分野では、技術工場による完全調理品・クックチルの展示が数多く並んでいました。

人手不足や原材料高騰などの影響から、

施設でも今後は給食委託から調理品の配食サービスが主流になっていくのではと感じた2月でした。

ドラッグストアでも介護食のバリエーションはとても増えており、在宅の方も質の高い介護食を利用しやすくなっています。

今後の介護施設の給食は、サービスに応じて、どこに付加価値を提供するか見極め、新しい技術と従来の厨房設備・業者を効果的に活用していくのが良いと思います。

厨房で食事を作ることで、より実感のある食事時間が提供できます。

食事の提供そのものだけでなく、調理している音や香り、そこから”今日の夕飯は何かな？”と想像する・・・

家庭の味・食卓により近い環境が施設内厨房では実現できます。

ご自宅での食卓がそうだったように、すぐそばで作っているからこその付加価値も、改めて発信していきたい。

クックチルの導入が進む中で、施設と一緒に給食の意義を高めていきたいと思います。

利用者様の特性に応じて、その場で味付けを調整することも厨房なら簡単です。

年を重ね、介護施設を利用していても、さまざまなお客様の食事の幸せをお手伝いしたいですね。